不妊治療(先進医療)の助成金
概要と対象となる治療はこちら↓
先進医療にかかった費用の10分の7について、15万円を上限に助成します。
1回の特定不妊治療(保険診療)と併せて実施した先進医療が対象です。
※ 保険診療とは別に、単独で先進医療を実施した場合は、対象となりません。
現時点で告示されている先進医療は下記のとおりです。
○ SEET法
○ タイムラプス
○ 子宮内膜スクラッチ
○ PICSI
○ ERA / ERPeak
○ 子宮内細菌叢検査(EMMA / ALICE)
○ IMSI
○ 二段階胚移植法
○ 子宮内細菌叢検査(子宮内フローラ検査)
○ 不妊症患者に対するタクロリムス投与療法
○ マイクロ流体技術を用いた精子選別(膜構造を用いた生理学的精子選択術)
○ 着床前胚異数性検査(PGT-A)
参考)東京都特定不妊治療費(先進医療)助成事業の概要 東京都福祉局
15万円はめちゃくちゃありがたい!!!
私はこの中の
・タイムラプス
・子宮内フローラ検査
を受けたので、助成金を申請します。
住民票や戸籍謄本が必要なので手配しなければ。
助成金て本当にありがたいですよね。
東京都以外でも、住んでる市区町村によっては別途助成金があったりもするから調べてみるのがおすすめです。
3回目の採卵周期開始
1~2回目は残念ながら凍結できる卵が取れずでした。
気を取り直して3回目に挑むべくクリニックへ。
採血と超音波検査して、1~2回目よりも注射の回数や薬の量や回数も増やすことに。
今回はレコベルという注射。
1~2回目の注射よりも割高なものだった。
注射や薬は決まった時間が良いと言われていたので、スマホのリマインダーで忘れないように設定しました。
そして先生と話し合い、近いうちに大学病院で子宮筋腫の検査を受けることにしました。
というのも、私は元々大きい子宮筋腫がいくつかあって妊娠に悪影響の恐れがあるから、ある程度卵が凍結できたら子宮筋腫の除去手術を受ける予定だった。
でも凍結できる卵を取るのに苦戦していて、これも子宮筋腫が要因の可能性もあるから、いつでも除去の準備ができるように早めに大学病院を受診することにしました。
第一に思ったのは、本当に休職してよかった( ´-` )
不妊治療に加え大学病院の通院も増えるとなると、仕事の調整がストレスになってただろうな。。
せっかく休職できたのだから、後悔しないよう思う存分治療に振り切ろうと思います。
▼かかった費用
¥25,750 | 再診料 | |
在宅医療(注射) | レコベル | |
投薬 | デュファストン錠 | |
検査 | 血液 | |
超音波 | ||
¥21,420 | サプリメント | 亜鉛 |
イノシトール | ||
ビタミンD | ||
¥47,170 | 合計 |
揚げないポテチとポテト
無性にマックのポテトが食べたくなって、オーブンで作ってみました。
じゃがいもをマックのポテトの厚さに切って、オリーブオイルと塩をまぶしてオーブンで20分焼いて出来上がり。
ついでに残りのじゃがいもをスライサーで薄くスライスしてポテチも作ってみた。
どちらも美味しくて罪悪感無く食べられて大満足!
2回目の採卵結果
結論1つも凍結保存は叶いませんでした。
2回目の採卵で取れた卵は2つ。
今回ふりかけ受精を試し、そのうち1つは異常受精。
精子の量が多く着床してしまったか、卵子の異常かは原因がわからないんだそう。
もう1つは3日目までは頑張ってくれたものの、5日目の時点では難しい結果になりました。
なるべくニュートラルな気持ちでいたいけれど、やっぱりどこかで落胆してしまう。
「アラフォー 採卵 平均個数」とかネットで調べて気落ちしてしまう。
先生に「1、2回目結果が良くなくて、3回目以降急に結果が出ることってあるんでしょうか」と聞くと「まだ望みはある。どうか治療を頑張ってる自分をよく褒めてあげて、一緒に頑張っていこう」と言ってくれた。
元々体外受精が保険適用となる6回までとりあえずやってみようと夫と話していた。
3分の1は終わってしまったけど、まだ3分の2が残ってる。
希望を持ちつつ、期待しすぎず、気負いせずやっていこう。
休職を決めたきっかけ
個人的に、採卵手術後に10日間飲んでいたプラノバールという薬の副作用がひどかった。
プラノバールとは、女性ホルモンを補う黄体・卵胞ホルモン配合の中用量ピルで、アフターピルなどに用いられる薬です。
排卵後に服用して黄体ホルモンを補うことで、着床しやすい子宮の状態を維持することが可能だそうです。
多くの副作用があるらしいのだけど、私は特に吐き気、頭痛、倦怠感が強く出ました。
↓副作用例
参考)プラノバール配合錠の基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 2023/9
朝体がだるくて起きるのが(いつも以上に)しんどく、何も食べていないのに吐き気が止まらず、会社で何度もトイレに駆け込み胃液だけ吐く。
頭痛も止まらない。
忙しい時期だと、平日や週末の何時間かの残業が必要だった仕事。
良くも悪くも責任感が強い自分の性格上、副作用によって100%のパフォーマンスを発揮できない事、突然の通院によって予定していたMTGや業務を後ろ倒しに調整しなくてはいけない事、それによって残業が増える事が辛くストレスがたまっていく一方だった。
夜23:00近くまで家でパソコンを開いていた私を見て、夫も心配し始めた。
夫「こんなに残業してて体は大丈夫?今後この仕事を続けていけるか一度考えた方がいいんじゃない?」
心配から言ってくれてるのはわかっていたけど、仕事を頑張りたいから応援してほしい気持ちがあってもどかしかった。
でもストレスがかかっている事も自覚していたし、この副作用で正直心が折れそうだった。
自分がボロボロになる前に、現実的に不妊治療と仕事を両立する働き方を調べる事にしました。
意を決して上司や人事に相談したら、不妊治療では時短勤務の選択肢が取れないそうで、チームと相談しながらフルタイムで勤務するか、休職するかの2択となりました。
迷いに迷って私が出した結論は、6ヶ月間休職をする事でした。
なぜ6ヶ月かというと、体外受精の保険適用が6回だったから。
保険適用期間は治療に専念しようと思い決めました。
会社のルールで、一定期間の休職によって、再来年の有給が付与されない事や休職中は無給な事は痛かったけど、人生と自分のメンタルを優先しました。
休職にあたってついに会社で業務に関わっている人たちへ周知をして引き継ぎをする事に。
ありがたい事にみんな協力的で、温かい言葉をかけてくれたり、実はちょうど不妊治療で休職を考えていたとか、うちも不妊治療中ですとか、不妊治療によって子供を授かりましたとか、色んな声をかけてくれました。
不妊治療の身近さを改めて感じました。
自分も復職したら、同じように休職をする人のサポートができるようにしたいな。